漏れバグへの対応

テスト工程で、前のテスト工程までに検出を計画したバグが検出された場合、このサイトでは、このバグを「漏れバグ」と呼びます。例えば、下記です。

  • 結合テスト工程で、製造バグ(作り込み工程が製造であるバグ)が検出された。
  • システムテスト工程で、製造バグや詳細設計バグ(作り込み工程が詳細設計であるバグ)が検出された。

品質分析上、漏れバグをどのように扱うのかを説明します。

A)漏れバグとは

計画時に、工程毎のバグを決めましたが、原則として、各工程で計画したテストまでにすべてのバグを取り切る計画です。テスト工程で、前のテスト工程までに検出を計画したバグが検出された場合、このサイトでは、このバグを「漏れバグ」と呼びます。

具体的には、下図の黄色の部分になります。

計画時に、工程ごとの検出バグ数を決める手順→

検出バグ数を、作り込み工程と検出工程で管理する理由 →

B)漏れバグへの考え方

漏れバグが検出された、すなわち、前工程までで取り切るはずのバグが検出されたということは、検出を計画したテスト工程では検出されなく、”運よく”、計画外のテスト工程で検出されたバグです。検出されなければ、リリース後に検出されることになったバグです。

C)漏れバグへの対応

このため、漏れバグについては、検出数の多寡で判断するものではなく、1件でも検出された場合、その1件に対して分析し、真の原因を求め、再発防止策を立てる必要があります。

a)計画した工程で検出されたバグへの対応

計画されたバグを検出した場合、次の対応を取ります。

  1. 直接原因の修正
    • バグの直接原因を調査し、直接原因を修正します。
  2. 横展開
    • 直接原因から、他の場所での同様なバグの有無を調査し、修正します。

b)漏れバグへの対応

漏れバグを検出した場合、次の対応を取ります(1、2は同じです。3以降を追加します)。

  1. 直接原因の修正
  2. 横展開
  3. 見逃し真因の分析
    • なぜなぜ分析などの手法を用い、主に、バグの検出を計画したテスト工程で検出できなかった真の原因を求めます。
  4. 再発防止策の立案、実施
    • 見逃し真因に基づき、再発防止策を立案し、実施します。
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