品質を改善するには?

ソフトウェアの品質でお困りの方に、
品質改善の考え方から、具体的な進め方まで説明します。

ソフトウェア品質改善のイメージ

品質は、現場の総合力

「テスト漏れが多いから、テストを増やす」といった一次的な原因への対策では、
品質は変わりません。
真の課題を求め、現場が納得して取り組めるよう見える化することによって、品質が向上します。

品質を改善しようとしたとき、次のような施策をとることがあります。

  • テスト漏れに対応するため、組み合わせのパターンを増やす。
  • KPIを設定し、KPI達成を管理する。
  • チェックリストの項目を増やす。

これらの対策が、現場の真の課題に合ったものであれば良いのですが、真の課題に合っていない対策であった場合、効果が出ないばかりか、現場の負荷を増やします。

  • 設計書の記載が不十分で、テストされていなかった。
  • 課題と直結しないKPIを設定した。
  • 表面的な要因に対応するチェックリストだった。

現場の真の課題に合った対策に、現場が納得して取り組むことで、品質を改善できます。

そして、その積み重ねが、
“品質ism”(品質を自然に考え、行動できる文化)を育てます。

あるべき姿~品質ism

このサイトでの目指す姿(品質ism)です。

現場が必要性を理解できている品質知識と品質プロセスが、

定着し、

成長できること

基本行動

品質ismを目指すために、次の基本行動を取ります。

現場が必要性を理解できている品質知識と品質プロセスとするため

品質データと現場でのヒアリングに基づき、現場の実状を分析し、対策を立てます。対策と必要性を、現場に向けて見える化します。現場は、必要性を理解した上で、対策を実行します。

  • 現状の品質分析結果より、なぜ、その教育項目が必要か?
  • 現状の品質分析結果より、なぜ、そのプロセスが必要か?

当たり前のようなことですが、必要性を示さず、一方的に対策の実行を求めるケースがあります。必要性を理解しないまま対策を実行した場合、取り組む意欲が低下するだけでなく、対策の意図を誤って捉えることもあります。
対策だけでなく、その必要性も丁寧に説明し、見える化することが重要です。

②品質知識と品質プロセスを定着させるため

見える化内容を1回提示しただけで定着できるとは限りません。定着するまで、同じ見える化内容の提示を地道に繰り返えします。

教育を1回実施しても、表面的な理解だったり、慣れや”風化””により、教育内容を実務に適用できていない場合があります。教育の繰り返し実施、サンプリングレビューやバグ分析を通じた未実施内容の指摘などにより、教育で得た品質知識の定着を図ります。

障害分析による再発防止策を提示した場合でも、時間が経つと”風化”することがあります。振り返り会で障害分析と対策を説明する場合でも、最新の対策だけでなく、過去の対策を再説明して、”風化”を防ぎます。

③品質知識と品質プロセスを成長させるため

品質分析 → 対策の提示 → 対策実行 → 計測 → 再分析というPDCAサイクルを繰り返します。

品質改善の進め方

品質ismの醸成に向けて、次の3つの活動をします。

1)品質改善に必要な基礎知識を身につける

設計方法、テスト設計法、品質改善プロセスの適用方法など、品質改善に必要な基礎知識を学びます。

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2)品質改善のプロセスを整える

品質改善に必要な手順、ルール、帳票などを整備します。

3)品質改善サイクルを回す

習得した基礎知識と整備したプロセスをもとに、現場の状況を見える化しながら改善サイクルを回し、品質ismを醸成します。

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サービス

「品質改善の進め方」を、ぜひ現場で活用してください。

品質改善は、現場ごとに異なる“生き物”と考えています。
「品質改善の進め方」を基本に、現場の状況に合わせて進めることが重要です。

自社だけで進めることが難しい場合は、現場への定着まで支援します。
ご支援が必要な場合は、「お問い合わせ」よりお知らせください。

実績・プロフィール

ソフトウェア開発における品質改善・テスト設計・開発プロセス改善を専門としています。

詳しく見る→

お問い合わせ

品質改善について、お困りのことがあればご相談ください。

品質状況の見える化、品質課題の分析、改善施策の立案、品質管理の進め方などについて、ご相談をお受けしています。

「現在のやり方に問題があるのか確認したい」
「品質改善をどこから始めればよいか分からない」
「第三者の視点から品質状況を見てほしい」

といった段階でも構いません。

まずは、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

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